謝礼交際

パトロンの探し方を実践していくことに
夫がなくなって、しばらくはふさぎこんでいたのですが、四十九日が終わって、やっと一息ほっとついた時でした。
学生時代の友人が、主人の仏壇にお線香をあげに来てくれたんですね。
何十年も会ってなかったのですが、どこからか主人が亡くなったと聞いたらしくて、わざわざ時間を作って来てくれたんです。
そういう気持ちが嬉しかったですね。
「これから、一人でどうするの?」なんて心配してくれて、「よかったら仕事紹介しようか?」なんて言ってくれて、嬉しかったです。
ですが、仕事をするにしても、もう若い時のようにバリバリはできませんし、肉体労働は自信がないし。。。最近の事務職なんてパソコンが使えないと無理でしょう?
そうしたら「謝礼交際とかどう?」って誘われたんです。
それまで謝礼交際なんて聞いたこともなかったので、何かと思ったんですが・・・
「あなた、まだ見た目も若いし、キレイだし、上品だしね。未亡人になったわけだし、気楽でしょ?」。
そう言われると、確かにそうなんですよね。
主人が亡くなってから、色々と葬儀の手配だの、親戚も集まるし、色々と気が張ってましたけど、よくよく考えたら、これから先ずっと一人なんです。
話す相手もいなくなってしまうんですよね。
「謝礼交際でもして、時々気分転換したらどう?相手によっては、割とお金もたくさん包んでくれるのよ」って言われると、やってみてもいいかな、と思いましたね。
ですが、その時は、まだ四十九日が済んだばかりでしたから、さすがに断りましたけどね。
せめて一年は喪に服してあげないと・・・。
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